【使用商品】
【料理方法】
【ジャンル】
【主材料】
【イベント】お正月
【季 節】冬
【使用商品】
【料理方法】
【ジャンル】
【主材料】
【イベント】お正月
【季 節】冬
田作りは、お正月に作るおせち料理の1つですが、なんでもごたれを使えば簡単に作ることができますので、お正月に限らず、いつでもおいしい田作りが作れます。
おせち料理といえば、それぞれ一年の願いが込められたレシピとなっていることが多く、この田作りについても同様に願いが込められたレシピとなっています。
みなさまは、この田作りに込められた願いをご存知でしょうか?
これを知って食べる田作りと知らずに食べる田作りとでは、一年のはじめに食べるおせち料理の楽しみが変わってきます。ぜひ、おせち料理に詰められた料理の意味を知っておせち料理の楽しみを増やしてみましょう!
では、今回はまず田作り料理についての言われについてご紹介させていただきます。
まず、田作りと聞いてあまり聞き覚えがない方はおそらく「ごまめ」という名前ではご存知なのではないでしょうか。
田作りはごまめとも呼ばれていて、基本的には同じものです。
では、おせち料理に詰められる田作りですが、これにはどのような願いがこめられているのでしょうか。
田作り(ごまめ)にこめられている意味や願いには、主に3つのあります。
です。みなさまは全ての意味をご存知だったでしょうか。田作りの意味をご存知だった方もそうでなかった方もぜひその理由も合わせてご覧くださいね♪
まずは「健康」について紹介させていただきます。これは田作りという名前より「ごまめ」という言葉からの願いになります。「まめ」という言葉には、もともと「元気に」とか「息災に」とか「達者に」という意味がありますので、「体が丈夫である」ことを、あらわしています。
そのため田作り(ごまめ)には今年一年、まめ(健康)に暮らせるように、という願望が込められています。
では次に子孫繁栄について。これは田作りが片口いわしの稚魚をたくさん使っている料理だからということからきています。田作りは子だくさん、子孫繁栄を願う料理とも言えます。
最後に豊作についてです。これは「いわしを肥料にしていたこと」「田作りという名前」「ごまめという名前」の3つの要素が関係しています。
まず「いわしを肥料にしていたということ」ですが、むかしは、田植えや稲をうえるときなどに、片口鰯の小魚を、農作物の高級な肥料として、乾燥させて、水田や畑などにまいていました。いわしが肥料として用いられると、稲がよく実り、米が豊富に多くとれ、大豊作になるとされていました。
当時、肥料にしてまくことができる程いわしを、大量に捕ることができました。
肥料として、イワシを豊富につかうことができるほど、収穫することができる。すなわち、「田作り」に繋がる食材がいわしだったということです。
先述のように、いわしと農作物は密接に関係していました。そしてここにさらに農作物が関係した話が加わります。
実は、「ごまめ」を漢字でかくと、「五万米」とか「五真米」と書きます。つまり、お米がたくさんできるということを表します。
今年も、たくさんの良質なお米がとれますようにと願いがこめられたのが「田作り(ごまめ)」といことになります。
このように、1つのレシピでもたくさんの願いが込められたのがおせち料理。意味を考えながら食べる機会が少なくなってきている最近ですが、日本の文化として知っておいても良いかもしれませんね。