節分、ひなまつりなどのお祝い事の「ハレの日」には、家族や親せき・友人と食卓を囲むことも多いと思います。そんな時、色が鮮やかで食卓をパッと華やかにしてくれる巻き寿司は、食べやすく大活躍する一品です。そこで今回は、「ハレの日」に大活躍の基本の巻き寿司を具材が真ん中にくるように上手に巻くコツをお伝えします。コツさえ覚えれば、具材を真ん中に見た目もキレイな巻き寿司を簡単に作ることができますよ。まずは基本の巻き寿司の巻き方のコツを覚えて!そして、お好みの食材を使った手作りの巻き寿司にもぜひチャレンジしてみてくださいね。
■ 太巻き1本分の分量
寿司飯・・・200g
焼きのり・・・1枚
お好みの具材(今回は、しいたけ、ほうれん草、かんぴょう、かにかま、卵焼きを使用しています)
手水
手ぬぐい
巻きすの上にのりの表(つるつるしてる方)を下にして、横長に置きます。
巻き寿司の巻き方のコツ①:巻きすは結び目を上にします。結び目を下(手前)にすると、巻き寿司にあとが残ります。
巻き寿司の巻き方のコツ②:のりを巻きすの手前ぴったりに置くと、あとで巻きやすいです。
寿司飯を手前3/4のところまで厚さが平均的になるように広げます。
巻き寿司の巻き方のコツ③:寿司飯を広げるときは、厚さを均一にすることで巻いた時に具材が偏ることがなくなります。特に手前と奥の部分が薄くなりがちなので、しっかりと寿司飯を置くことを意識しましょう。
巻き寿司の巻き方のコツ④:四辺端の寿司飯は、小指側に手水をつけることで整えやすくなります。
用意した具の汁気を切って、①の寿司飯の中央に置きます。
巻き寿司の巻き方のコツ⑤:具材を左右にしっかりと届くように置きましょう。
巻き寿司の巻き方のコツ⑥:バラバラする具材(今回の場合はしいたけ)から順番に置くと巻きやすいです。
手前の巻きすとのりを親指と人差し指で少し持ち上げ、具材を中指と薬指で押さえます。
寿司飯の手前と奥の端を合わせるように巻きます。
巻き寿司の巻き方のコツその⑦:寿司飯の両端を合わせる時は勢いよく一気に!ゆっくりすると具材がずれてしまいます。
巻き寿司の巻き方のコツその⑧:寿司飯の両端を合わせることで具材の周りにちゃんと寿司飯が届き、真ん中に。
巻きすで巻き寿司をくるんで全体の形を整えます。
寿司飯の両端は、巻きすの端に合わせて、水で濡らした手ぬぐいで軽く押さえて飛び出た具を整えます。
具材がちゃんと真ん中に◎
端まできれいな巻き寿司の完成!
巻き寿司の巻き方のコツその⑨:巻き終わりを下にして置くことで、のりがなじんではがれなくなります。
巻き寿司の基本の巻き方のコツを覚えると、応用レシピにチャレンジしやすくなります♪ぜひ色々な巻き寿司をお試しください。
具材の多い巻き寿司を上手に巻くコツ:恵方巻きや海鮮巻きなど、具材の多い巻き寿司を巻くときは、のりを縦長にするのが上手に巻くコツです。恵方巻きは7種類の具材で、また海鮮巻きは、刺身の短冊や、エビ、きゅうり、カニカマなどしっかりしたものが多く、そのため、具材部分が厚くなってうまく寿司飯部分が足りなくなり、包み込めないことがあります。そこで、のりを縦長にして巻くとしっかりと包み込むことができます。
具材が1種類しかない巻き寿司を上手に巻くコツ:鉄火巻きやかっぱ巻き、納豆巻きなどの具材を1つでつくる巻き寿司は、のりを横半分に切って巻くと上手に巻くことができます。分量も通常の太巻きの半分でOK。
今回は基本の巻き寿司の巻き方をご紹介しました。いろんなコツを紹介しましたが、特に大切な巻き寿司の巻き方のコツはこの3つ。
●寿司飯は厚さを均一にして広げる
●バラバラする具材から順番に置く
●巻くときは勢いよく一気に!
コツさえ覚えると思ってる以上に簡単で、サラダ巻きや照り焼き巻きなど巻き寿司のアレンジの幅が広がります。ぜひ、手作りの巻き寿司お楽しみください。