会長柴崎一秀特別対談

第3回自然に学ぶ 東洋医学の考え方を取り入れるトキワの新たなる100年がスタート!

柴崎一秀会長・福家慎太郎先生

新たな100年に向け、東洋医学の考え方を取り入れたいと、トキワでは専門家である福家先生を社外顧問としてお迎えいたしました。
このたび福家先生と弊社会長柴崎による、今後のトキワについてをテーマに対談を行いましたのでご紹介いたします。

長年の関心事、“東洋医学”の先生と、
創業100年の今年に出会えたことの意味

実は、50代の頃に大病を患いまして、その時に西洋医学だけでなく自然の力を利用することも大切だと痛感したんです。
それから長年東洋医学の先生と一緒にお仕事できればと願い続けて、ついに私の考え方に合う先生と出会えたんですよ。
今年は奇しくも創業100年、もしかしたら先祖が導いてくれたんじゃないかなと思ってます。

そうでした。今年の春に熱いお話を伺い、私も快諾したのです。
今は社員の皆さんに漢方の講習会を定期的にさせていただいているところです。

知識がある程度ないと話もできませんのでね。
東洋医学とは簡単に言うとどういう学問なのでしょうか?

東洋医学は、自然と人間は共存していて、自然の恵みを受けて生きていることを前提にしています。自然に合わせて生活するのが、一番身体に負担がないのです。
健康になり、身体が豊かになれば心も豊かになります。
自然から心や身体の安定を受け取ろうという学問です。

「べんりで酢」は、東洋医学においても、
万人が活用できる理想的な調味料だった!

「べんりで酢」の成分表を東洋医学の視点で検分すると、完璧なんですよ。
本当に素晴らしい配合です。

味の相乗効果を考えて、お酢は4種類、糖類3種類、塩分とだし2種類使っていますね。

お酢はご存知の通り酸味が強く、特に胃腸を攻撃(※相剋)することもあるのです。
1種類だけだと、合わない方もいるのですが、りんご酢や穀物酢など、複数合わせてあることで、それが解消されるのです。
またお酢の攻撃力を緩和し、胃腸の働きを助けるものが必要なのですが、それが甘さなのです。
オリゴ糖は、小腸を通り抜け大腸に働きかける貴重な成分で、グラニュー糖は小腸で吸収されます。
糖類も複数使用していることがよく、しかも小腸・大腸の二箇所に働きかけていることもよい点なのです。
また、かつお節や昆布などの塩分は、お酢の持つ力を高めてくれます。
よって、相生・相剋※を巧みに用いた素晴らしい調味料です。

知っていてブレンドした訳ではないですが、おいしいものを作ろうとしたら、自然に調味料を掛け合わせることになったんですね。
それがよかったとは!

しかも、漢方薬でも生薬を10種類以上も使って、あれこれ調合しすぎるのはあまりよくなく、少数の9種類で味が完成されているのも素晴らしい! 本当にいい配合ですよ。

食の宝庫・但馬の地を活性化させながら、旬のおいしさや自然の大切さを発信

創業100周年を記念して、レシピ本を発刊したんです。
「旬を食べてシャキッと健康に!」をテーマに、べんりで酢を中心としたレシピをたくさん掲載しています。
おいしくて健康にもよく、しかも値段も安い旬の食物を家族みんなで食べましょうという想いで作ったんです。

いいですね。
東洋医学でも、旬の食物は絶対なのです。
旬のものがおいしく身によいのには、その季節に必要な栄養分が含まれていて、身もそれを欲しているからおいしく感じるのですよ。

但馬には、海、山、川があって自然豊かで、季節を問わず様々な食材が採れるんです。
今、トキワでは体によい作物を育てて、健康につながる商品づくりを始めようとしているところです。
地元の活性化にもつながればいいなと思ってるんです。
試作品ができましたら、先生にも東洋医学の視点で分析していただこうと思っています。

新商品を拝見できる日を楽しみにしています。

本日は、貴重なお話をありがとうございました。

※相剋(そうこく)=相手を制御する作用
※相生(そうしょう)=相手を生みだす作用

プロフィール

福家慎太郎(ふけしんたろう)

天津中医薬大学日本校准教授

福家 慎太郎(ふけ しんたろう)

昭和46年生まれ。大学在学中に中国へ留学し、その後中国上海中医薬大学入学。
中医学科、基礎医学院卒業。
帰国後、神戸東洋医療学院講師、天津中医薬大学日本校準教授に就任。2012年7月より株式会社トキワの社外顧問に。